今年のゴールデンウイークは、昨年8月以来の韓国でした。
昨年も孫たちと一緒にソウル動物園には行きましたが、類人猿舎など一部の施設
が改修工事で見られなかったこともあり、気になっていました。
ゴリラを見ると(どこの動物園でも同じですが)、なぜか悲しい気持ちになって
しまいます(絵本:星になったキング参照)
ソウル動物園は余りに広く、今回も全部は見られませんでしたが、私自身は満足
しています。
基本的に動物舎が広いため、間近で見えない・見づらい面があるのも事実ですが、
「動物ファースト」ですから、違和感はありません。
ところで韓国人は韓半島の地形をトラに見立てるほどトラへの愛情が深く、好きな
動物のアンケートでも常に1位になるほどです。
その理由としては、昔話などを通じてトラが親しみやすい存在になっているから
とか。
事実、100年ほど前までは韓国にもトラがいたのですから。
絶滅の要因の一つには、日本の植民地時代の乱獲もあったことから、一人の日本人
としては大変申し訳なく思います。
園内にあるトラのオブジェを見ても、ソウル動物園がトラの飼育に力を入れている
のが分かります。
さらに今回は、ロッテワールドの水族館にも行ってきました。
人気者は、ベルーガ(白イルカ)です。
ベルーガは北極や流氷など、白い世界で暮らしているため、白い体には保護色の
役割があります。
また海のカナリアという別名もあり、甲高い大きな声で仲間と連絡を取り合って
います。