3月20日は上野動物園の開園日で、今年で開園140周年となりました。
(上野動物園の正式名称は東京都恩賜上野動物公園)
上野動物園は明治15年(1882年)に開園した日本初の動物園で、当初は農商務省が
所管する博物館の付属施設でした。
明治19年には宮内省の所管となり、外国の珍しい動物たちも来園しました。
大正13年には皇太子殿下(後の昭和天皇)のご成婚を記念して、東京市(当時)に
下賜されたことから、恩賜という名前が付きました。
(戦争中には、恩賜のタバコというのもあったようです)
さて、上野動物園では多くの動物たちが日本初の繁殖となっています。
キリン、カバ、オランウータン、ジャガー、アイアイ(下写真)、タテガミオオカミ
(下右写真)など、数え上げればきりがありません。
一方で、クロヒョウやアジアゾウ(インディラ)の脱出事件などもありました。
インディラの収容については、2015年11月に公開していますので、そちらを参考に
されて下さい。
Oさんは胃潰瘍と聞かされて入院していたそうですが、実際は胃癌だったようです。
なお、世界初の動物園は1828年開園のロンドン動物園です。