今後の絵本(Web版の公開)について

今年2月、Web版第1弾として絵本「星になったキング」を公開しました。

詳しく見たい方は、HPの絵本の紹介から入って下さい。


 

 

 

 

以前、自費出版した絵本「カンガルーのなみだ」は、自分自身が主人公になったものでしたが

「星になったキング」では、当時の飼育担当者だった津崎さん、山口君の2人を主役公にした

ものです。

 

 

 

 

私もそうでしたが、当時、3ケ月にも及ぶキングの治療や亡くなった事実について、家族にさえ

詳しく話したことはありませんでした。

恐らく津崎さんや山口君も、同じだったのではないかと思います。

 

 

 

絵本を公開することで、少しでもこころを晴らすことにつながれば、幸いです。

「そうだったんだ~ そういえば毎晩、遅かったもんね~ 」

「お父さん、よく頑張ったね~ 」などなど、そんな会話がなされている様子が、目に

浮かびます。

 

今後、いろいろな話を公開する予定です。

次回作としてはシロサイの「チョウスケ」の話、

他にも、人工授精で生まれたソデグロヅル

話などを予定しています。

 

 

 

私自身が主人公になる話もありますが、できるだけ当時の仲間との想い出を大切にしながら、

彼らが主人公になるような絵本にできたらと考えています。

 

絵本の公開には、賛否両論あろうかと思います。

特に死亡した動物の話では、できれば自分のこころの中だけに「そっと閉まっておきたい」

という気持ちも分かります。

でもそれでは、我々は成長できないのではないか、その死に報いることにはならないのでは

ないかと。

 

動物たちは、我々人間を成長させるための生きた教材ですから。

 

 

 

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