今年の話題から Ⅳ デルタからオミクロンへ

WHO(世界保健機関)は今年11月26日、南アフリカなどで確認された新型コロナウィルス

の新たな変異株を「オミクロン株」と命名しました。

 

 

 

 

 

オミクロンとは24文字からなるギリシャ文字の15番目で、残りは9文字しかありません。

最後の文字である「オメガ」を使うような事態にならないことを願うばかりです。

 

ウイルスは、動物やヒトに対する「病原体」というイメージがあり、史上最大の感染症で

あるインフルエンザウイルスは、特に有名です。

でもウイルスの中には、我々ヒトの生存を助けるもの、植物の干ばつ耐性に関わるもの、

赤潮を終息させるものなどなど、多くの有益なウイルスもあります。

 

 

 

 

 

ヒトの胎児を守る細胞膜にはウイルス由来のタンパク質があり、胎児に必要な酸素や栄養分

は通しますが母親の拒絶反応※を担うリンパ球は通しません。

 

拒絶反応:父親の遺伝形質を持った胎児は、母親の免疫系から見れば異質なものであるため

 

さて、地上で最も背の高い動物はキリンですが、キリンの首が長くなったのはウイルス

感染したからだという説があります。

元々、首の短かったキリンに首を長くする遺伝子を持ったウイルスが感染したことで、首が

長くなったというものです。


 

 

 

 

ダーウィンの進化論では、首の短いキリンと首の長いキリンの中間に当たるキリンがいなけ

ればなりませんが、未だにそのような化石は発見されていません。

 

 

 

 

 

 

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