「愛される」という生き方 Ⅱ

先日、競泳女子のエース 池江璃花子選手が白血病であることを公表しましたが、詳しい病名

などは分かっていません。


 

 

 

 

トップアスリートの病名公表に日本中が驚き、各界から励ましのメッセージが寄せられていま

す。

聞くところによると、今回の公表以降、献血やドナー登録の問い合わせも数十倍になっている

そうですから、必ず元気になって戻ってくることを願うばかりです。

これほどまでに愛されているアスリートですから、ご本人が言うとおり、神様が乗り越えられ

ない試練を与えるはずはありません。


 

 

 

 

一方で昨今、雲隠れ逃げ回りながらマスコミ取材なり記者会見も行わず、自身の言葉で

堂々と主義主張を伝えられない政治家大学・企業のトップなど、残念な大人が多いこの国

にあって、池江選手は自分の言葉でしっかりと病気と向き合い、感謝の気持ちも忘れずに伝

えています。

とても18歳とは思えません。

 

さて、抗がん剤治療を続けると免疫力が低下し、様々な感染症に罹るリスクが高まります。

特に問題となっているのが、薬剤耐性菌です。


 

 

 

 

2013年の薬剤耐性に起因する死亡リスクは、低く見積もって世界中で約70万人と言われていま

したが、薬剤耐性率が現在のペースで増加した場合、2050年の死亡リスクは約1,000万人と推定

されています。

子や孫たちのためにも、耐性菌のことを考えた抗生物質の使い方・飲み方を、もっと真剣に考え

なければなりません。

そこことが、多くの尊い命を救うことになるのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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