「星になったキング」Web版公開中

ついに、星になったキングWeb版が公開されました。

私一人では到底無理でしたが、㈱ゆうあいの池田さんやイラストレーターの町さんはじめ、

当時の飼育員だった津崎さんや山口君にも快諾してもらい、無事に、この日を迎えることが

できました。

あらためて、皆さんに感謝申し上げます。

 

生き物ですから、動物園の動物たちも加齢や病気などで死んでしまうのは、仕方ありません。

大切なことは、それをどう伝えようとするか語り継ごうとするかだと、今でも信じていま

す。

ではなぜ、今になって伝えよう・語り継ごうとしているのか、どうしてもっと早くできな

かったのかと、疑問に思われた方もいることと思います。

 

建前を言えば、

在職中は、周りの人たちに「迷惑をかけたくなかった」からでしょうか。

本音を言えば、

そのことで、在職中に「不利益を被りたくなかった」からでしょうか。

やはり、どのようなリーダーの下で働けるかが、人生では大事なんですね。

 

欧米であれば、むしろ評価されてしかるべきことでも、そうではないと思う人たちの思惑

や日本独特の文化・価値観などに振り回され、悩まされ続けてきたのも事実です。

一市民となった今だからこそ、できることがあるのです。

 

北海道の旭山動物園は、一時閉園という危機を職員全員で乗り

越え、今や日本を代表するまでになりました。

ペンギンお散歩は有名ですが、それは北国の動物園ならではの

冬場の運動不足解消が目的ですから、南国の動物園のペンギン

では、特に必要ありません。

でもパフォーマンスとして、ペンギンを散歩させている動物園もあるようです。

 

あまり報道されませんが、旭山では「」を伝える活動も行われています。

檻の前に掲げる表札には、次のようなことが書かれているとか。

1.動物が死んだ年月日

2.死因死亡した時の年齢

3.子どもを産んだこと

4.来歴(他の動物園から来たことなど)

 

そのメッセージを受け止めた子どもたちから、千羽鶴花束が届いたこともあったようです。

 

 

 

 

 

 

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