先日、孫たちが暮らす韓国へ初めて行ってきました.
孫たちの成長ぶりを見るのも楽しみでしたが、一方でAZA認証をアジアで初めて
取得したソウル動物園(下写真)も楽しみにしていました。
AZAとはAssociation of Zoo and Aquariumsの略で、専門家によって世界最高水準
の動物福祉が認められた園のみが得られる認証です。
園内には多くの樹木が植えられ、野生のカササギ(下写真)もたくさんいました。
園内で繁殖しているのか、カササギのものと思われる巣がいくつもありました。
ところでカササギと言えば、カチ・カチという鳴き声から日本では、カチガラス
(勝ちガラス)と呼ぶ地域もあります。
16~17世紀初頭、豊臣秀吉の朝鮮出兵後に朝鮮半島から九州北部(佐賀・福岡)へ
移入されたとする説もありますが、明確な証拠はありません。
現在では、ほぼ全国的に分布していますから、九州北部から全国的に生息域が
広がった?のか、元々日本にも生息していたのか分かっていません。
ソウル動物園では、動物たちのオブジェ(下写真)も大きくて凝ったものでした。
園内はとても広く、多くの動物たちが自然に近い環境で幸せに暮らしているように
見えました(羨ましい~)
特に、チンパンジーやゴリラなどの大型類人猿の施設がどうなっているか、楽しみ
にしていたのですが、現在は施設改修中で見ることができませんでした。
今回、全部は見れませんでしたので、出来ればもう一度行きたいと思っています。
65歳以上は無料なので、、、。
中でも一番印象に残ったのが、今回初めて生で見たハダカデバネズミ(下写真)です。
ハダカデバネズミについては、老化やガンに対する耐性があることなど、昨年9月
にも紹介していますので、そちらもご覧下さい。
群れの中では分業制が確立しており、子どもを産むのは女王ネズミ、女王ネズミと
交尾するのは王様ネズミ、子どもの世話をするのは働きネズミといった具合です。
分業することでストレスを減らし、結果、長寿につながっているという側面もある
ようです。