動物たちの危機管理

新型コロナウィルスによる感染拡大が、止まりません。

日本でも日々、感染者数が増えていますが、韓国イタリアイランなども凄いことになって

いるようです。


 

 

 

 

ペストの大流行を経験したヨーロッパ諸国や、SARS・MERSを経験した韓国などに比べて、

周りを海で囲まれた日本の危機意識は、低かったと言わざるを得ません。

そのことが、初期対応の拙さ・緩さにも繋がったと思います。

 

 

 

 

 

多くの国民が反対するような法律は数に任せて決める一方で、最優先であるはずの国民の生命

に関わる物事を決められないような、お粗末な政府では困ります。

今後、同じような感染症が発生するかも知れませんので、検査・検疫体制の充実はもちろん、

それに伴う法整備、マスクなどの医療用消耗品の生産・備蓄も含めて、国民が安心して暮らせ

る真の先進国になって欲しいものです。

イージスアショアよりも先に、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)のような専門機関

作ることが先決だと思うのですが。

 

 

 

 

 

さて、動物たちの危機管理はどうなっているのでしょうか。

地上で最も速く走れる動物はチーターですが、せっかくの獲物をライオンやハイエナなどに

奪われることがあります。

そんな時、チーターは抵抗することもなく、素直に?譲っているような感じさえします。

 

 

 

 

 

チーターにとって、脚は「」です。

もし争って、脚を怪我(骨折)でもしたら、それは「」を意味します。

ですから、目の前の獲物を譲ってでも、脚は守らなければならないのです。

それがチーターの生き方なのです。

 

また、木の葉を主食にするキリンなどの草食動物では、食べている最中に木の葉からアルカ

ロイドなどの苦み成分が出てくると食べるのを止め、別な木に移ります。


 

 

 

 

アルカロイドとは、植物の体内に含まれる窒素を含むアルカリ性の有機化合物の総称で、多く

毒性や特殊な薬理作用を持っています。

 

日本でも、ニホンジカによって多くの植物が食べつくされる中、山のツツジなどは食べられ

ずに残っています。

 

 

 

 

 

ツツジの葉にがあることを、シカも知っているのです。

 

 

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