8月21日は献血の日となっています。
1964年(昭和39年)8月21日、政府は「輸血用血液を献血により確保する体制を確立する」と
閣議決定したことから、この日が献血の日となりました。
人が輸血を受ける時には、必ず血液型を調べなければなりません。
型の違う血液を輸血すると、重篤な副作用から死に至ることもあるからです。
人の血液型は赤血球の型で分類され、ABO式やRh式などがありますが、主な血液型はA型、
B型、AB型、O型、Rh+、Rh-などです。
日本人の場合はA型が一番多くて40%、次にO型が30%となるようです。
犬の血液型は13種類(それ以上)と言われており、主にDEA式で分類されますが、犬では
初回の輸血は血液型が一致していなくても、あまり問題にならないと言われています。
最初は、他の型に対する抗体を持っていないためですが、過去に輸血経験がある場合には
抗体を持っている可能性もあるため、適合試験が必要になります。
一方、猫は3種でAB式で分類され、多くはA型でB型は少数、AB型は稀と言われています。
また猫は、犬と違って初回であってもA型とB型の相性が悪く、命の危険があるそうです
から、もしも輸血が必要な時には、罹りつけの先生と良く相談しましょう。