2月22日は「ネコの日」

2月22日は(日本では)「ネコの日」です。cat-205757_960_720

2が三つ続いてニャン・ニャン・ニャンだからとか。

「ネコの日」は世界各地にあり、ちなみに「世界ネコの日」は8月8日

だそうです。

 

そもそも人類は、いつ頃からネコを飼うようになったのでしょう。リビア:neko3

文献によれば、今から5,000年前の古代エジプト時代に、野生のリビア

ヤマネコが穀物倉庫に住み着いたのが、家畜化の始まりと考えられて

います。

 

ところで、熱いものが食べられない人のことを「ネコ舌」と言いますが、人間以外の動物は

基本的に、ネコ舌です。

人間だけが訓練によって、熱いものでも食べられるようになりました。

そもそも動物たちは、人間のように火を使って調理することもなく、体温以上に熱い食べ物は

自然界にはありませんから。

 

ネコを飼われている方々にとって、避けて通れない病気が「慢性腎臓病」です。

ネコの寿命は「腎臓で決まる」と言っても過言ではありません。

飼いネコの祖先は、先ほど述べたように砂漠に住むリビアヤマネコです。

当然、水は豊富ではありませんから、体内の水分を無駄にしないよう、腎臓では濃縮した尿が

作られます。

日々の濃縮作業が少しずつ腎臓に負担をかけ、最終的に腎不全になると考えられています。

治療できる病気ではないので、現在では、病気の進行を抑える専用フードなどもあります。

 

さて皆さんは、日本に2種類のヤマネコが生息しているのを知っていますか。

長崎県の対馬に生息するツシマヤマネコ(左側)と、沖縄県の西表島に生息する

イリオモテヤマネコ(右側)です。

      イリオモテヤマネコ:mig

 

以前から西表島には、ノネコとは違うネコ(方言でヤママヤー又はヤマピカリャー)が

いるという噂がありました。

1965年に発見された頭骨の標本などから、当時は新属新種のヤマネコではないかと、世界中

を驚かせましたが、現在ではDNA解析の結果などから、ベンガルヤマネコの亜種の一つと

考えられています。

 

さらに興味深いことに、西表島には飼いネコの2倍くらいの大きさのネコもいるという噂も

あり、興味が尽きません。

一説には、ウンピョウ(雲豹)ではないかと。

Clouded20Leopard

 

 

 

 

 

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